端午の節句にちなんでよもぎ餅に挑戦!
こんにちは。ワーカーのAsakaです。GWも終わり、普段通りの日常がはじまりました。今年のGWは天気の良い日が多く、お出かけ日和でしたが、なかなか遠出旅行とまではいかなかったので、5月5日の端午の節句(こどもの日)にちなんで、子供たちと一緒によもぎ餅を作ってみました。
端午の節句について
中国から伝わってきた魔除けの効果があるとされる菖蒲(しょうぶ)で健康を祝う風習が結びついたと言われているようです。
菖蒲→『尚武(しょうぶ)』『勝負』に通じることから、男の子がたくましく
成長する姿を喜ぶとともに、子供の将来の出世を願う行事
《行事食》
・ちまき
もともと笹の葉ではなく茅(ちがや)の葉で巻いていたので「茅巻き(ちま き)」と呼ばれるようになったそうです。茅は病や災難を払う葉とされていました。
・柏餅
柏の葉は新葉が出るまで古い葉が落ちない性質があることから、『子孫繁栄』を願い、縁起が良いと言われています。
・草餅
中国から伝わったもので、草薬としても使われるよもぎは『邪気や魔よけ』の意味が込められているようです。
・たけのこ
成長が早いことから、「まっすぐ元気で育ってほしい」と願いが込められているそうです。たけのこご飯やお吸い物などにすることが多いとか。
・魚類
カツオは「勝男」に通じて、ブリは成長するにつれて名前が変わることから「出世魚」としてお祝いの日に親しまれている。
よもぎ餅作り
『よもぎだんご(さとうわきこ作・福音館書店)』の絵本を知っていますか?私が子供の頃にこの絵本を見ながら、よもぎ餅を作ったことを思い出し、前から絵本を読んでいたので、お散歩がてらよもぎ摘みをしました。
「これかなぁ~?」「違うかなぁ~?」なんて探しながらのお散歩も春の季節を感じられて楽しめました。
《材料》
・よもぎ
・上新粉
・砂糖
・お湯
・つぶあん
・重曹
100g 200g 30g 150㏄ 180g 5g
※絵本を参考にレシピを調べましたが、様々な方法があるみたいです。
《作り方》
①少し多めのお湯を沸かし、重曹5gを入れ、2~3分よもぎを茹でる。
②茹でたよもぎを冷水に浸け、2~3回水を替えながら灰汁を抜く。
③しっかり水を絞り、ある程度細かく切ってから、ペースト状にする。(すり鉢がないため、ブレンダーでペースト状にしました。
※今回、よもぎを摘んでからすぐに作れなかったので、ペースト状にしてから冷凍保存しました。
解凍後、もう一度しっかり水を絞れば問題なく使えました!
④ゆであずきの水分を飛ばし、あんこする。弱火で20分程度煮詰めればあんこの完成です!
※あんこを購入すればよかったのですが、ゆであずきの方が添加物が入っていなかったので、今回ゆであずきをあんこにしました。
食塩も砂糖も入っているので手軽にできてオススメです!
⑤上新粉に砂糖を入れ、混ぜ合わせる。少しずつお湯を入れ、しっかり粉っぽさがなくなるまで混ぜ合わせる。
⑥ひとにぎりずつちぎって、 飴色になるまで 、蒸す。様子をみながら5~10分程度
⑦蒸しあがったら、よもぎペーストをいれこねる。熱いうちに混ぜ合わせた方がよく混ざるようです!
⑧よもぎ餅を好きな形にして、あんこやきなこを添えます。
兜のお供え用に柏餅のような形にもしてみました。いろいろな形を楽しめるのも手作りのいいところですね!
最後に・・・
生のよもぎを使ったことで、よもぎの匂いがしっかり味わえておいしくいただけました。調べてみるといろいろなレシピがあり、米粉や白玉粉を混ぜ合わせるものもありました。また、違うレシピでも挑戦してみたいです!
昔ながらの風習に、その土地や家庭の文化が混ざり合って、各家庭ごとのお祝いがあると思います。少しでも、こどもの日の由来や行事食の意味に触れながらの食育をしていけたらと思っています。
前から、いろいろな季節のイベントは好きですが、子供が生まれてからより意識をするようになりました。一緒に少しでも楽しんでくれると嬉しいです!
最後まで読んでいただきありがとうございました。