森の熊さん 腹減った?

こんにちは、ワーカーのLouです。
最近このブログの記事を書くのに慣れてきました。
初めての時は視野が狭く、目先のことで精一杯でした。
最近は構想や記事の流れもすぐ描くことができ「おじさん。やるじゃん。」と自画自賛しています。

「お通し」は以上にして、今回は「熊」についてです。

蜂蜜を食べている姿や、魚をくわえてこっちを見ている木彫りの人形みたいな、かわいい話ではありません。
近年出没という形で報道されるクマの話です。

一般的に「クマ=被害」という図式が脳裏をよぎるようになってしまいました。

・人が襲われる
・農作物が食べられる
・樹木の皮が剝がされる
・養蜂場が荒らされる

という感じでしょうか?

日本には北海道にヒグマ、本州以南にツキノワグマがいらっしゃいます。
ヒグマはオスが立ち上がると2mにもなります。
川で魚を採っている映像が思い浮かぶと思います。
日本の陸上動物で最大です。デカっ!

ツキノワグマはオスでも1.5mでびっくりするほど大きくありません。
ツキノワグマが元気な哺乳類を襲うのはあまり考えられません。
国土の狭い日本に大型哺乳類か相当数生息しているのは驚きです。

ツキノワグマは交尾をしても栄養不足だと妊娠しません。冬眠までに大量の餌にありつけると妊娠します。
たっぷり食べないと春まで飲まず食わずの出産、授乳になるからです。

ヒグマは爪が発達していて木に登るのに適しています。
強力な筋肉と相まって凄い攻撃になりなす。
しかし、体がすごく柔軟でドラム缶の中でも方向転換できます。

クマは甘党です。リンゴ、ブドウなど果物は大好きです。
蜂の巣を襲って蜜を食べますが、成虫も幼虫も食べます。
木の実を食べるときに枝を折ってベッドみたいな床を造ります。
果樹園では実を食べられるは、枝を折られるは大変です。

クマの被害で最大の被害は人身事故です。
これは冗談抜きで生き死にの問題です。
私の知人には、山で四回クマに遭遇した猛者がいます。
クマはすごい威嚇をしてくるそうです。
その人は腰に鎌を持っていてその鎌をクマに見せたそうです。
「俺はよく今日まで生きてこられた。」と言っていました。

去年私の地区でもシカの罠にクマが掛かりました。
殺す許可が出ず、麻酔して運んだそうです。
もはや他人事ではありません。
防災に熊を追加しなければなりません。
専門家の意見をガチで聞いて対策を講じなければと思うこの頃です。

人間も生きずらいですが、クマも苦労しているようです。
我々は人間でよかったかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました。