梅仕事 part1.(梅酒・梅シロップ)

こんにちは!ワーカーのAsakaです。
今回は、今年の梅仕事について紹介したいと思います。毎年、実家の梅の木の梅(豊後)を収穫し、梅干しと梅シロップを作っていますが、今年は実家の梅を収穫する前に、お友達からおすそ分けで4キロの梅をいただいたので第一弾として、梅酒と梅シロップを作ってみました。

梅酒作り

母と梅仕事をするようになって4年ほどたちますが、妊娠や授乳中だったりで梅酒が作れなかったので今年こそは‼と気合いが入ります。(笑)
レシピをいろいろ調べてみましたが、使用するお酒の種類によっていろんな種類の梅酒が作れるようです。今回は、初めてなのでまずは一般的なレシピで作りました。

《材料》(作りやすい分量)

・青梅…1kg
・氷砂糖…1kg(700g~調整)
・ホワイトリカーや焼酎…1.8L

・保存瓶…3~4L
 →3Lの瓶を使用しましたが、      
   4Lがオススメです!

※お酒は焼酎ならアルコール度数30~35℃以上のものを使用してください。
 ブランデーの場合は割合が異なります。

《作り方》

1.梅と保存瓶の下処理
①梅は熟す前の硬い青梅を使用します。
傷がなく艶があるものが理想的ですが、多少黄色がかっていてもつけることができます。
*青梅…さわやかでみずみずしい香り
*完熟梅… 芳醇 でまろやかな風味

②梅を水で洗い、梅の黒いヘタを1つずつ取り除きます。

③洗い終わったら、保存食に水気は厳禁なので、きれいな布巾やキッチンペーパーを使い1個ずつ丁寧に梅の水気をふき取ります。ヘタの部分もしっかり水気を切ります。

④長期間保管するものには『保存瓶の殺菌』は欠かせません。
綺麗に洗った後、熱湯で殺菌しよく乾かします。
※熱湯殺菌の際に、保存瓶にいきなり熱湯をかけるとガラスが割れてしまう恐れがあるので、60~70度ぐらいのお湯で一度瓶を温めてから、全体に熱湯を入れた方がいいです。

今回は、食品OKなパストリーゼ(アルコール消毒)を使用しました。

2.梅酒の手順
梅酒に使うお酒は、一般的にホワイトリカーですが、他にも30~35℃以上の焼酎であれば、米・麦・黒糖・玄米など、なんでも作れます。

※ホワイトリカーは風味がないので、飲みやすいが、少しツンとしたアルコール臭が強いようです。ほかの焼酎を使用して、違いを楽しむのもよさそうです!

※ブランデーは甘めなので砂糖を減らします。
ブランデー:1本(700ml)・青梅(600g)・氷砂糖(300g)・保存瓶(2L)

①瓶に梅と氷砂糖を交互に入れ、ホワイトリカーや焼酎を注ぎ入れます。
②封をして(作った日付やお酒の種類をメモし)、日の当たらない冷暗所で保存します。

3.保管期間
3か月以上寝かせて、そのあとは何年でも保存できるようです。
無色だったお酒が、少しずつ琥珀色に変わってきて、梅の風味が移っていきます。
※漬けた梅はそのまま入れて置いてもいいようですが、1年後に取り出すのがよさそうだったので、やってみたいと思います!

梅シロップ作り

《材料》

・青梅…1kg
・氷砂糖…1kg
・穀物酢…100㏄ 
 ※お好みで酢は入れなくてもOK!

・保存瓶…3Lがオススメです
(今回2Lに700gしか入りませんでした。)

《作り方》

1.梅と保存瓶の下処理
 上の梅酒のところと同じです

2.梅シロップの手順
①梅と氷砂糖を交互に入れる。
②酢を入れる。(入れても、入れなくてもOK)
 少し酸味が足されてさっぱりします!
③日の当たらない冷暗所で保存する。
④仕込んだ翌日からシロップがしっかり上に上がってくるまで1日2~3回、瓶をくるくる傾けて、梅全体に溶けた蜜が、回るようにする。
⑤しっかり梅シロップが出てきたら(10日ほど)、混ぜるのを終え、冷暗所にて味をさらになじませます。

3.保存期間
2~3週間後から飲めるようになります。
1か月半ほどして、梅の色がシロップについてきたら、梅を取り出してシロップのみにします。入れたままだとだんだん梅の渋みが出てくるそうです。

保存瓶のままでは場所をとるので、清潔な小ぶりのガラス製などの容器に移してもよいと思います。

これは、去年のものですが、こんな感じの瓶がオススメです!

冷暗所か、できればスペースに余裕があれば冷蔵庫に入れて保存してください。※冷蔵庫なら1年ほど楽しめますが、冷暗所の場合は1~2か月以内くらいにできるだけ早めに飲み切るとよいと思います。

4.梅シロップの楽しみ方
梅シロップを割るときは、水、炭酸水、牛乳など好みのもの4に対して、梅シロップが1の割合が目安です。

その他、かき氷のみつとしても楽しめます。さっぱりなかき氷を食べてみてください!

最後に…

梅酒も梅シロップもいろいろなレシピがあると思います。梅シロップは毎年作っていましたが、梅酒は初挑戦だったのでいろんなレシピを調べました。
今回はかなりスタンダードな作り方を紹介しましたが、焼酎などお酒の種類で少しづつ味が変わるみたいなので、毎年少しづつ挑戦していくと楽しそうですね。

梅はとても爽やかで香りがいいので、真夏にピッタリですよね!
そして、多くの栄養素が含まれていますが、特にいわれるのが疲労の元を分解してくれる「クエン酸」と疲労物質を運び去る「ビタミンE」です。夏バテ対策にも効果的です!簡単に作れたので是非作ってみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。

くらす

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