秋も深まり、街路樹の木々も日に日に鮮やかに色づいてきました。
紅葉の木々の中では心なしかいつもよりも足取りが軽く、気が付くといつもより歩いてしまうことも…ついつい秋の景色に見とれてしまいます。
紅葉は日中の温度差を木が感じると起こるものなのだとか。
それだけ寒暖差が厳しくなってきている証拠なのですね。

この季節に多い「憂鬱感」「疲れやすさ」「息切れ・動悸」「頭痛」などは、この寒暖差から生じる自律神経の乱れによるものが多いそうです。
確かに、最近熱はないけれど、なんだか体の調子が優れないような…

そんな時におすすめなのが「おうちサウナ」です。

温泉や専用の施設のサウナ程激しく汗はかかないので、体力消費も少なめ。
湯船にしっかり熱いお湯を張るだけで準備ができるのも嬉しいです。

いつものお風呂ももちろん気持ちいいけれど、今日はちょっと気分を変えてリッチに「おうちサウナ」してみませんか？

①お風呂に熱めのお湯を張る。

42℃～43℃がおすすめです。
いつものお風呂の温度＋1℃が目安です。

②換気扇をつけている場合は止める。

蒸気を室内に充満させます。もしカビなどが気になる場合は換気扇を弱めるだけでも大丈夫です。

③体を洗う。

お湯に浸かる前に体や顔を洗います。

③かけ湯をしてから、15分～20分程お湯に浸かる。

サウナの代わりにお湯に浸かります。
しっかりと体が温まっていくのを感じてください。お気に入りのアロマオイルや入浴剤を使っても良いですね。
できれば、テレビやスマートフォン等は持ち込まずに、のんびりお湯に浸かるのがおすすめです。穏やかな音楽を流すのもおすすめです。

※合間にしっかり水分補給をしてください！お風呂の入り口に水を置いておくのがおすすめです。

④水を張った洗面器に足を1分浸ける。

サウナの水風呂の代わりに足湯ならぬ「足水」でゆっくり体温を下げます。
体が冷え過ぎてしまわないように、バスタオル等を肩に掛けてくださいね。

⑤体を拭き、部屋着に着替えてソファなどで休む。

できれば、少しだけ窓を開けて外気を入れると心地がいいです。
換気にもなるのでおすすめですが、無理はしないでください。

⑥可能なら、③～⑤をもう一度繰り返す。

お湯を熱めに張っておいたので、もう一度入っても温かいです。
体調に合わせて回数を調整してくださいね。

お風呂上りに休んでいると、心地のいい疲労感となんとも言えない気持ちよさがこみ上げてきます。これが「ととのう」感覚
…少し時間はかかりますが、休日に行うと体がリセットされて心地が良いです。
手軽な「おうちサウナ」、是非試してみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。