寒天で作る虹色の琥珀糖
こんにちは。ローカルライフワーカーのカナフィルです。
昼間に漂う春のうきうきとした気配漂う暖かな日が続いていますね。しかしながら夜の冷え込みは健在で、寒暖の差に体が参ってしまうこともしばしば。体温調節が難しい季節です。
人間にとっては厄介な温度差ですが、今回はこれを逆手に取って「食べられる宝石」とも言われる琥珀糖を作ってみました。
主な材料として上伊那郡の特産である「寒天」を使用し、冬の乾燥と冷えに晒すことで、外側はカリカリ、中はぷるぷるとした不思議な食感を味わえます。
腸から体の調子を整えてくれる寒天を気軽に摂取しつつ、科学実験のような楽しさも備えた琥珀糖作り。味やカラーリングも自分好みにアレンジできますので、自由研究や休日の息抜きにもぴったりです。
参考としてお気に入りのレシピを置かせていただきます。他の琥珀糖レシピよりもきゅんと甘酸っぱく、強い甘味が苦手な方にもおすすめしやすく仕上げました。
今回は春の気配を感じるパステル調の虹色に色付けしてみました。お試しいただければ幸いです。
【琥珀糖の作り方】
■材料
・糸寒天 3g
・砂糖 300g(白砂糖や氷砂糖、グラニュー糖などお好みのもの)
・水 200ml
・食用着色剤(赤・青・黄色)
・レモン汁 大さじ6
・タッパー(小さめのもの)
・木ベラ
・着色用の容器 3つ(陶器製)
①糸寒天と水を鍋に入れ、強火にかけて煮溶かします。
②砂糖を加え、糸を引く程度まで煮詰める。
③ ②を3つの容器に三等分に分け、レモン汁を大さじ2ずつ加えて混ぜる。
④ ③に赤・青・黄色の食用着色剤をそれぞれ加え、よく混ぜる。
⑤赤色の液の2/3をタッパーの右側に注ぎます。
⑥残った赤色の液に黄色を1/3注ぎ、オレンジ色を作ります。
⑦黄色の液1/3とオレンジの液を順にタッパーに注ぎます。
⑧残った黄色の液に青色を1/2注ぎ、緑色を作ります。
⑨出来上がった緑色と青色の液を順にタッパーに注ぎます。
⑩タッパーに蓋をして、陽の当たらない部屋に一晩置きます。適した部屋がない場合は冷蔵庫に入れてください。
⑪一晩おいて固まったら、キッチンペーパーやまな板の上に取り出します。
⑫端を包丁で落とし、鉱石をイメージしてランダムに切っていきます。
⑬出来上がりです。瓶などに入れ、涼しい場所で保管してください。1ヶ月程美味しくいただけます。
日持ちもしますので目に鮮やかな小さなお土産としてもおすすめです。疲れたときの糖分補給としても。
好きな色を使って自分だけのオリジナル琥珀糖を是非作ってみてください。