余ったお餅で手作りもち巾着

こんにちは。ローカルライフワーカーのカナフィルです。
年の瀬特有の慌ただしさも息を潜め、箕輪町もいつもの街並みに戻りつつあります。
正月ボケの言い訳もそろそろ通用しなくなってきてしまいました。今年も皆様に素敵な情報をお送りできるよう努めて参ります。

さて、お正月の忘れ形見といえば「お餅」。
我が家も鏡開きを迎え、沢山のお餅が手元に残っています。

神仏それぞれに1つずつ、毎年2つ程手作りの鏡餅を作っています。
大きな鏡餅の方がカビに強いため、大き目の鏡餅をこしらえるのですが、困るのがその後の消費の仕方。
お汁粉、きなこ、胡麻と手を変え品を変え少しずつ食べてきましたが、そろそろ飽きが来てしまう頃。

というわけで、今年は「手作りもち巾着」でお餅を一気に消費することにしました。
あっという間に出来上がり、様々なお料理に使えます。
レシピと簡単な調理方法を掲載させていただきます、是非お試しください。
お餅を詰める③の工程は工作のように楽しめますので、お子様と作っていただくのもおすすめです。

<材料>10個分
 餅  :10個ほど
 油揚げ:5枚
 爪楊枝:10本

<作り方>
①油揚げをざるに広げ、上から沸騰したお湯をかけて油分を抜く。

②油揚げを半分に切り、切り口から指を入れて広げ、袋状にする。

③餅を包丁で1/2~1/4程の大きさに切り、油揚げに詰めやすい大きさにする。
(小さいお餅であればこの切らなくても大丈夫です)

③袋状にした油揚げの中に切ったお餅を入れる。

④油揚げの口の部分を爪楊枝で止める。
 なみ縫いのように3回ほど油揚げに通すと外れにくくなります。

完成です!
自分で手作りしたもち巾着には何だか愛着がわきますね。

このままお鍋に入れても良いのですが、お餅がなかなか柔らかくならずにやきもきすることもしばしば。
そこで、我が家では電子レンジを使って簡単に下ごしらえをしています。
先に電子レンジで温めておくと、調理時間を短縮できるだけでなく、煮込みすぎでお餅がどろどろになってしまうことも防ぐことができます。

<電子レンジでの調理方法>
①出来上がったもち巾着を3つほどお皿に乗せる。

②電子レンジで温める。
 600w:1分ほどが目安です。
 ワット数や機種によって温め時間が変動しますので、できれば電子レンジの前で様子を見ていてください。

③もち巾着が膨れてきたらレンジを止めます。
 膨らみすぎると油揚げが破れてしまうので慎重に。

この状態で鍋料理に入れてもよし、甘辛く煮込めばそれだけでおいしいおかずに早変わりします。

市販のもち巾着とは違い、端から端までお餅が詰まっています。
油揚げの優しい味わいと柔らかなお餅が重なりあい、じゅわっと口の中でとろける美味しさを知ってしまえば、もう市販品には戻れません。

お餅を持て余している方に是非試していただければ幸いです。