ドクダミで作るやさしい虫刺され薬
こんにちは。箕輪ワーカーグループのカナフィルです。
じりじりとうだるような暑さが続きますね。降り止まない雨で気が塞ぐようだった梅雨も、喉元を過ぎてしまうとなんだか遠い出来事のようです。
今年は日照不足による野菜の生育の遅れが叫ばれていますね。
にも関わらず雑草たちには聞く耳がないようで…
庭先に生えたるは悪名高い「ドクダミ」の群れです。
可愛らしい花からは想像もつきませんが、形容しがたい独特な匂い、長くて抜けきらない根、抜いても抜いても際限なく増えていく生命力の高さに毎年苦しめられています。
しかしながら、生えてきたらば彼らもまた隣人。なんとか上手に付き合っていきたいものです。
というわけで、今回は彼らの花を使って「虫刺され薬」を作ってみました。簡単に作ることができる上刺激も少なく、効果は抜群と三拍子揃ったお薬です。
1週間ほどで完成します。市販薬の香りが苦手な方にもおすすめです。
作り方を掲載しますので、宜しければ参考にしてくださいね。
【材料】
・ドクダミの花 5~8輪ほど
・焼酎
(ホワイトリカーなど、度数35度以上のもの)
・アルコール消毒した小瓶
(今回は風邪薬の空瓶を使いました)
①ドクダミの花を摘む
・先の方だけ摘まむようにして取ります。軸が残っても構いません。
②ドクダミの花を洗い、キッチンペーパーで拭く
・もし花びらが取れてしまっても差し支えありません。そのまま使いましょう。
③瓶にドクダミの花を入れる
・花は徐々にしぼんできますので、多少詰め込む形になっても問題ありません。
④瓶の口一杯まで焼酎を注ぐ
⑤1週間ほど置く
⑥花が茶色に変わったら出来上がりです
早速使ってみましたが、塗った場所から痒みが引いていき、膨らみも少なく済んでいます。
ドクダミのきつい香りも和らぎ、鼻に突くこともありません。
1回で使う量も少ないですので、小さな瓶1つで夏を越えられそうです。
私は小指で塗っていますが、気になる方は綿棒等で塗っていただくと良いかと思います。
これからも雑草たちをただの厄介者にせず、生活に取り入れていく術を模索していきたいです。
読んでいただきありがとうございました。