アップサイクルで世界にひとつの作品を!

こんにちは。ローカルライフライターのカナフィルです。
ここ数日は温度の上下が激しく、中々体がついて行きませんね。皆様、どうぞご自愛くださいませ。

今回は趣向を変えて、”アップサイクル”という素敵な取り組みについて紹介します。アップサイクルとは、言わばリサイクルのその先。廃棄予定だったものたちに手を加えて、価値ある新しい製品へと生まれ変わらせることを言います。

例えば日本に昔から伝わる、割れた陶器を継いで修理する「金継ぎ」もアップサイクルのひとつ。他にも、海に流れ着いた海洋プラスチックを磨いて素敵なイヤリングとして生まれ変わらせたりと、アイディアは無限大。
持続可能な社会にも繋がるアップサイクルの考え方は、沢山の素敵な試みや作品を生み出しています。

どれひとつとして同じでない作品が生まれやすいのもアップサイクルの魅力の一つ。割れ目や痛みなど、本来であれば欠点になってしまう箇所もアップサイクルによって唯一無二の特徴になります。

今回はそんなアップサイクルの一つとして、譲り受けたブローチをアップサイクルしてみました。

祖母から譲り受けた九谷焼のブローチたちですが、裏側のブローチ針の接着剤が傷んでおり、そのままでは使えません。

そこで、中央の石が傷んで使えなくなってしまい、廃棄する予定だったイギリスのブローチの枠にはめ込むと…なんとぴったり!和×洋の新しい作品の完成です。

不思議とマッチするのはどちらも年季を経たヴィンテージの作品だからでしょうか。個性的で品のあるブローチが出来上がりました。

捨ててしまう前に修理して、あなただけの作品に。アップサイクルの考えでこれからも身の回りのもの長く、大切に使っていきたいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。