ごはんのお供 するめいかの麹漬け
こんにちは。ローカルライフライターのはるなつです。
我が家で恒例化している冬の手仕事のひとつに『味噌づくり』がありますが、材料の麹が余る場合があります。
余った麹を甘酒にしたり、しょうゆ麹にしたりとしていましたが、今年はスルメイカの麹漬けにしてみました。
するめいかの麹漬けは鳥取の郷土料理
遠く離れた鳥取県の郷土料理ですが、今は長野でも手軽に作ることができます。
もとは、雪深くなり食物が不足しがちな冬の保存食として、鳥取県で昔から作られてきた料理とのこと。
存在自体知りませんでしたが、鳥取育ちの義母には『懐かしい味』だそう。
作り方と材料
イカの一夜干しを使うこともありますが、今回は完全に乾燥したスルメイカを使用しました。
【材料】
・スルメイカ(乾燥塩なし)3枚(およそ130g)
・醤油 230㏄
・みりん 100㏄
・日本酒 イカが浸るくらい
・米麹 400g
おつまみ用のスルメイカには、塩分や調味料が足されているものもあるため購入の際は注意しましょう。
【作り方】
①スルメイカを4~5ミリほどの細さにキッチンバサミで切る
②①を日本酒に浸して2~3時間ほど置く
③醤油、みりん、②で使った日本酒を鍋に入れ、ひと煮立ちさせてアルコールをとばす
④②のスルメイカ、に麹を加え、③の調味料を合わせる
⑤密封袋に入れて、1週間ほどすずしい室温に置き、さらに冷蔵庫に移して1週間寝かせる
味をなじませたら出来上がりですが、長く保存をする場合は冷凍庫での保存も可能です。
スルメイカの麹漬けのお味は…
スルメイカは完全に干したものを使っているため、それなりに歯ごたえがあります。
麹をたっぷりと使うと自然な甘みと旨味で、ごはんのお供だけでなく酒のお供にもなります。
塩分が強いので食べすぎ注意ですが、我が家の子どもも美味しいと食べていました。
麹を楽しむ
味噌づくりに欠かせない麹ですが、余ってしまった時も工夫次第でいろいろな使い方ができます。
手軽な醤油麹もおすすめですが、たまには指向をかえてみるのもおもしろいですよ。
最後までお読みいただきありがとうございました。