ありがたや 春の味覚タケノコのお裾分け

畑ではアスパラやホウレン草、ニラなどが採れるようになってきているようですね。

我が家に畑はありませんが、実家や親戚から採れたて野菜のお裾分けをいただける、田舎暮らしならではの有難い季節がやってきました!

早速、今が旬のタケノコのお裾分けをいただきましたよ。

産直市場で購入したという1/2本をいただいた翌日に、別の親戚から1/2本×3本も!

しかも全て手間のかかるあく抜き済みです!ありがたやー!!

早速いろいろ作って、いただきました。

  • 煮物

まずは定番の煮物から。

冷蔵庫にあるもので作ったので絵面が地味ですが(笑)、干しシイタケと鶏もも肉の出汁が染みて美味しいです。

若いころは煮物を作ってもいまいち美味しくできなかったのですが、最近やっと母の味に近づいてきました。

私の母の煮物は、干し椎茸と練り物が必ず入っていて、そしてとにかく煮詰める。

田舎らしい、母の味です。

  • 天ぷら

思い起こすと、我が家ではこの季節しか天ぷらを揚げません。

山菜やタケノコの美味しさが、面倒な揚げ物もがんばらせてくれます。

写真にはありませんが、実家で採れたこごみと茗荷の芽と、椎茸、茄子、ちくわも揚げました。

茗荷の芽もこの季節はニョキニョキ、次から次へと生えてきています。子供の頃は独特の香りが苦手だったけれど、今は大好きになりました。

  • 鶏むね肉と炒め物

鶏むね肉があったので酒、醤油、生姜で下味をつけて炒め、黒コショウを振りかけてみました。

お酒に合いそうです。あぁ、呑みたい。

  • バター醤油炒め

フライパンに塩コショウとニンニクで下味をつけた鶏もも肉(煮物で使った分の残り)を入れてオリーブオイルでしっかりと焼き、タケノコ、アスパラもフライパンへ投入して焼き色をつけ、仕上げにバターと醤油を回し入れて出来上がり。

  • 残りは

さすがに食べきれなかったのでスライスして冷凍庫へ。

煮物やみそ汁に入れていただきます。

正直に言うと、20代前半頃までは山菜やタケノコの美味しさが分からず、どこか苦くてなんだか地味な食べ物だと思っていましたが、今では季節の愉しみになりました。

同じように、若いころは田舎暮らしをあまり良いものだと思えなかったけれど、この伊那谷の豊かな自然に目を向けられない時間を多く過ごしてきたことが、本当にもったいなかったなぁと思う今日この頃。

特に子育てを始めてから食べるものに気を使うようになったので、自家栽培の農薬の少ない(実家は無農薬。虫はいっぱい)野菜をたくさんいただける田舎ならではの環境は、本当にありがたく感じます。

自然と親と親戚とご近所さんに感謝して(笑)、野菜の豊富な田舎の自然を今年も楽しみたいと思います。

くらす

前の記事

田植えの思い出
くらす

次の記事

マヤ暦を体験する