Emergency 救急救命

こんにちは、ワーカーのLouです。途端に寒くなりびっくりしています。早速スタッドレスタイヤに換えるなど対応に追われる中あることにチャレンジ。先日、みのわ地域交流センターで行われた普通救命講習に参加しました。

皆さんご存じのAED。心臓から細動を取り除く装置です。普段気にかけている方はそんなにいないと思います。
私は講習を申し込んでから、いろんな所で見かけるようになりました。人が集まる建物にはあります。是非探してみてください。

今回の講習は3時間。ただしWebで事前勉強をすると2時間です。
私はWebで学習し、最後に表示される証明書をもって受付をしました。

この2時間がなかなかハードでした。イラストの様に胸を押します。5cm押すので、単三電池の長さになります。一秒間に二回。救急隊が到着するまで続けます。講習では長くて2分ですが重労働でした。最近は人工呼吸は回数が減り、胸骨圧迫が重視されているようです。具合が悪い人に自然な呼吸が確認できない時は、周囲に助けを求め119番通報やAEDを持ってくるようにしてもらいます。

AEDは服を脱がせて体の2ヶ所に貼り付けます。心電図の解析が行われた後、必要なら電気ショックが行われます。「私にはできそうもない。」と思った方。
安心してください。AEDはしゃべります。言葉で指示してくれるのです。一つの項目が終わらないと次へ行かないので焦る必要もありません。
また、消防署の指令の方がサポートしてくれるのでスマホをスピーカーモードで行ってください。それにAEDの実物を使って訓練をするので自信になります。
やったことがないから不安なのです。スマートフォンの操作より簡単です。ただし相手は人体なのですが。

これから寒くなり風呂でヒートショックが多発します。高齢者は脱衣場を温かくするのは贅沢だと言われるかもしれません。しかし一般家庭にAEDはないでしょうし、一人暮らしでは見つけてくれる人もいません。
燃料や電気代が高騰していますが命には代えられません。
私のお腹には「ミートテック」が付いているから大丈夫なんて冗談はやめてくださいね。冬来たりなば春遠からじ。来年も桜の花を元気に見たいものです。

じつは今回の受講の目的は他にあるのです。防災士を取るために必要なのです。地域貢献のためと言えばかっこいいですが、まだ始まったばかり。
底の浅い上辺だけの人生にならないよう社会の役に立つこともしていこうと考えました。

実際に具合の悪い人が出るのは残念ですが、その時は思い切って講習の内容を生かし人の役に立ちたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。