逃げ遅れ0  防災士養成講座

こんにちは、ワーカーのLouです。今年の長野県は大きな災害はありませんでした。ただ、春夏秋冬という順調な移ろいではなく、気温が極端に変化しました。

昔なら長野では使うことがなかったエアコンが今では、学校にもあります。我が家でも二台稼働中です。そんな生きることが困難な環境になっている中で、自然災害が多発しています。千曲川が氾濫し、御岳山が爆発するなど長野県も例外ではありません。おまけに構造線も走っています。

そんな中、私は一念発起して防災士養成講座に参加しました。県内にある大学で2日間講義を聞きました。70人程の受講生が真剣に聞き入っていました。内訳は老若男女でした。予想に反して女性の参加が多く半々くらい。高校生か大学生くらいの人も珍しくありませんでした。

初日の朝13通のレポートを提出しました。見事OKをもらいました。これで最終日の受験資格を半部ゲット。あと半分は2日間の講義を聴くことです。

いろんな立場の先生が講義をしてくださいました。受講生も熱い人が多くいましたが、先生方も熱い人ばかり思わず聞き入ってしまいました。

印象に残ったことが幾つもあったのでお伝えしきれないのですが、線状降水帯の「雪バージョン」があることを知りました。その名を「日本海寒帯気団収束帯」といいます。日本海側で災害級の大雪はこの収束帯がもたらします。線状降水帯についてはYouTubeなどでメカニズムが解説されています。日本海寒帯気団収束帯は雨ではなく雪になります。私はこの説明を聞いたときに感動しました。

最後に試験がありました。30問中24問正解で合格です。一か月前から昼休みを使って準備をしていったので、ほとんど自信をもって答えることができました。来年の1月5日までに結果が届きます。

講義中「防災士という肩書が事をなすわけではない。」と教わりました。本当にそうだと気持ちがシュッとしました。来年からは防災という新しい活動が始まると思うと嬉しくなります。日本の防災は問題山積みというより、問題の塊です。今の日本はすべての分野がギリギリの状態だと思います。そんな中、今自分に出来ること。そんなことを思い挑戦しました。今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

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