春の妖精、カタクリの花に会いに
こんにちは、ワーカーのkatakotoです。足早に桜の季節が終わった様に感じましたが、これから楽しめる花も増えていきますね。箕輪町では、花ももや、水仙、つつじなど、季節の花を愛でる名所がいくつかあり、その中で早春の花として、カタクリが群生している場所があります。
カタクリは、どんな花?
山野草として、人気があるというカタクリ。樹木の芽吹く前、山地のブナ林などの林床に群生するそうです。独特の薄紫色の花で、まれに白色もあるのだとか。「春の妖精」ともいわれ、種から開花までには、7~8年以上も必要とのこと。曇った寒い日や、雨の日には花は開かないという、とてもデリケートな花なのだそうです。
箕輪町には、群生している場所がいくつかあり、地域の方が保護、育成しているとのことです。今が見頃の木下区にある「カタクリの里」をご紹介します。
木下区「カタクリの里」へ
信州伊那梅苑から西へ、花もも街道に案内板と、のぼり旗があるので、登り口の目印になります。細い林道に入り10分弱、車を走らせた場所にカタクリの里があります。
遊歩道を上っていくと足元に、可憐に咲いているカタクリの花を見つけました。長い年月を経て、花開いているかと思うと感慨深いものがあります。開花してから見頃は、たった1週間程度だそう。
長年土の中にいて、春の芽吹きを合図するかのように、顔を見せる花。暖かく晴れた時にだけ花開く、春の妖精と言われるのも納得します。
日当たりの良い斜面には、カタクリのつぼみが、いくつか見えたので、これから咲く花もありそう。
ふれあい橋付近には、まだ水芭蕉も咲いており、もう少し見られそうです。鳥のさえずりが聞こえ、整備された遊歩道を散策しながら、森林浴も楽しめる場所。
カタクリの花は、かつて里山では簡単に見つけることができたそうです。現在は自生地が少なくなって来ているそう。地域の方々が、森を守って下さることで、貴重な花に出会えました。鑑賞する側もルールを守り、大切にしていきたいですね。
その年によって開花時期は異なるそうで、今年は少し早めの開花だそうです。春の妖精、カタクリに会いに、散策してみませんか?
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。