新年を彩る日本の伝統!抹茶と和菓子で味わう和の心
こんにちは。ワーカーのあおです。
みなさんは、普段抹茶を味わうことはありますか?
茶道をしたり、見たりしたことはあるでしょうか?
今回は、茶道を嗜んだことがある私が、新年に茶道で行われる『初釜』と呼ばれる行事や、家での抹茶の楽しみ方をご紹介します。
茶道の初釜とは?
初釜(はつがま)は、新年最初のお茶会のことです。茶道の一年のスタートを祝い、茶の湯の世界では特別な行事とされています。
名前の由来は、新年初めて茶釜を使うことから。1月の中旬ごろに行われることが多いですが、茶室や流派によって異なるそうです。
床の間には縁起の良い掛け軸や花が飾られ、茶室全体が新春らしい雰囲気になり、使われる道具も華やかで上品なものが選ばれます。
参加者は正月らしい着物を着ることが多いですが、洋服でもマナーを守っていればOKで、派手すぎない清潔感のある服装がおすすめです。
お茶会では主菓子(しゅがし)という特別なお菓子が出されるので、それも楽しみの一つ!
初釜は、茶道初心者にとって良い経験。格式ばった雰囲気に見えるかもしれませんが、ホストも新年の挨拶を交わしながら和やかに進行してくれることが多いので安心してください。
大事なのは、丁寧に一つ一つの所作やお茶の味を楽しむことです。
伊那市にある『かんてんぱぱ』さんや、美篶地区の文化祭では、一般の方を招いて、お茶とお菓子を振る舞う機会があるようです。
お住まいの近くでも、お茶会を開催している場所があるかも?!
興味のある方は、ぜひ調べてみてください。
家で抹茶を楽しむには
お茶会と聞くと、少しハードルが高いなという方は、お家で簡単に抹茶を楽しむのもおすすめ。
我が家では簡単に上の写真のように飾ってみました。
床の間があるお宅は、お花だけでも飾ると雰囲気が出るかもしれませんが、茶碗と茶せんがあれば、美味しい抹茶を味わうことができますよ!
基本の抹茶の立て方
1.茶碗をあたためる
茶碗にお湯を注ぎ、少し温めてから水気を拭き取ります。
2. 抹茶を入れる
茶碗に抹茶を約2g入れます。
3. お湯を注ぐ
70~80℃程度のお湯を70mlほど注ぎます(濃さはお好みで調整)。
4. 茶せんで点てる
茶せんを使い、底からM字を描くように手早く泡立てます。
表面にきめ細かい泡が立ったら完成!
5. 仕上げ
茶せんを軽く引き上げて泡を整え、ゆっくり味わいましょう。
ポイントは、リズミカルに手首を動かし、泡をきれいに立てることです。
美味しいお菓子と抹茶
せっかく抹茶を淹れたら、お気に入りのお菓子をお供にしたいものですね。
我が家は、以前こちらのブログで紹介した、友野菓子店さんの新年のお菓子を一緒にいただきました。
(通常、このようなお菓子は濃い茶の時に出されますが、自宅で楽しむ際には拘らず、好きなお菓子を用意してください。)
様々なお店で、季節に合うお菓子を出していますので、どれを選ぶのかも楽しみですね。
まとめ
今回は、新年に茶道で行われる『初釜』と、自宅で抹茶を楽しむ簡単な方法についてお伝えしました。
『茶道』と聞くと、敷居が高く感じ、なかなか触れることがないかと思います。
しかし、お点前をいただくことや、自分でお茶を点てることは、それほど難しくありません。
この記事をお読みいただいたこの機会に、茶道や抹茶に触れてみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。