新しい教育のカタチ:あるドキュメンタリー映画より
㈱ローカルライフに所属するワーカーさん達は、まだ未就学児を持つママさんも多く、妊婦さんの姿もあります。育児中のママに、今だからこそ観て欲しいドキュメンタリー映画があります。
本日のブログは、この映画を2回も観て、でももう一度観たいと思っている(笑)ワーカーのnakanonsがお伝えします。いつもより長めですが是非最後まで読んでみてくださいね。
その映画は「Most Likely to Succeed」 米国のカリフォルニア州にある High Tech High というスクールを追ったドキュメンタリー映画です
毎日のように耳にするようになった 人工知能 (AI)という言葉。あと数年後、今ある職業の45%以上が、こうした技術発展により無くなると言われています。
でも、日本の教育は受験偏重型教育のまま変わっていないし、どんなに5教科の点数が優秀でも、そのすべての人が幸せになっているかという疑問の中にあります。
実は今の教育が作られたのは140年以上も前のことで、製造ラインで何人もの従業員が同じ時間、同じだけ、指示に従い働くための労働者を育てるための教育だったそうです。その必要がなくなった現代、
・未来に必要な教育とは何か?
・生きる力を身に付ける、誰も発想しないような創造力を身に付ける教育とは何か?
人工知能 (AI) やロボットが生活に浸透していく21世紀の子ども達にとって必要な教育とはどのようなものか?
そのための教育を実践しているアメリカの高校のドキュメンタリー映画です。
決まった教科書はない。通知表はない。テストもない。教室も決まってない。チャイムもない。取り組むプロジェクトを通して学ぶ子供たちの成長の実録が映し出されていきます。
この映画で行われている教育が、正しいとか、取り入れた方が良いということではなく、これからの教育の一つの選択肢として、大人である私たちが映画を観て学ぶのもまた、子供たちの未来のためのように思います。
学校教育が始まると、親である私たちの多くは、“成績”で子を比較し悩むのですが、この映画を観ると、子供を教科の点数で評価などできないんだなということを目の当たりにできます。
先に書いたように、㈱ローカルライフに所属するワーカーさん達は、未就学児を持つママさんや妊婦さんもいるのですが、これから学校で勉強が始まったとき、点数に一喜一憂する親ではなく、その子の何を伸ばしてあげられるのかという見方ができ、子供のありのままを受け入れることの出来る親で居られるかもしれません。
ここ長野県は「教育県」と呼ばれてきました。今は「学びの県」として新しい教育の形にとても積極的で、昨年は、長野県教育委員会主催での教育フォーラムで、阿部知事も参加して各地域で上映され大反響となっております。
もちろん長野県だけではなく、日本中の各都道府県、地域で、驚くほど拡がっている自主映画です。
近々では 2/14 辰野町、2/15 長野市 で上映のイベントがあります
過日開催された松本では、200席が満席でした 。
ここ上伊那郡では、上伊那広域連合が上映のライセンスを取得してくれてあり、観たい人が集まれば、自主上映が可能な体制が整っているんです!
みんなで鑑賞してみませんか?