富士山が2つ?冬の景色を楽しむ
こんにちは。ワーカーのkatakotoです。
伊那谷にも本格的な冬がやってきました。長く暮らしていても、毎年この寒さには堪えますが、雪化粧した山々を見るのは、冬の楽しみのひとつ。
南アルプス、中央アルプスに囲まれた伊那谷。場所が変わると、山並みも違って見え「あの山の名前は?」と、知りたくなることがあります。そうした時は、スマホのアプリで山の名前を検索して楽しんでいます。
そんな山の名前調べをしているうちに、ローカルライフ社がある箕輪町で出会った富士山2つをご紹介します。
「富士山が2つ?」と不思議ですよね。正しくは「郷土富士」です。
「郷土富士」って何?
多くは山のかたちが富士山に似ていることから「〇〇富士」と名付け、地域から親しまれ「富士」と呼ばれている山のこと。各地に様々な郷土富士があることを知りました。
そういえば、以前、テレビのクイズ番組で、何枚かの写真から「本物の富士山はどれでしょうか?」という問題が出題されていたことを思い出しました。
郷土富士は、400以上もあり、そのうち海外に40ヶ所もあるそうなので驚きです。
今回は、箕輪町で出会った郷土富士2つをご紹介します。
諏訪富士
- 正式名は「蓼科山」
- 諏訪から、綺麗な円すい型に見えることから
- 八ヶ岳連峰の最北端に位置する標高2,531mの火山
- 日本百名山のひとつ
- 箕輪町上古田地区からは、視界を妨げるものが少なく、霧ヶ峰から連なっても見える蓼科山。この季節は雪化粧した姿が綺麗です。
伊那富士
- 正式名は「戸倉山」
- 伊那市より北西の地域から見ると、富士山に似ていることから
- 伊那市と駒ケ根市にまたがる標高1,681mの山
- 駒ケ根市側からは富士山のようには、あまり見えないとのこと。 個人的には箕輪町側からの姿が、より富士山に似ているように思えます。
私目線で「郷土富士」をご紹介させてもらいましたが、もっと綺麗な姿で見える場所や、季節があると思います。
各地にあると言われている郷土富士。きれいに見えるスポットを探してみるのはいかがでしょうか?
春になったら福与の桜の木々や、みのわ花もも街道と綺麗に撮影できたらいいな…と待ちながら、日々雪化粧して変化していく山を眺め、冬の景色を楽しみたいと思います。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。