実は簡単!秋こそ家で味噌作り
こんにちは、ローカルライフのカナフィルです。
気温の寒暖差が激しくなり、乾燥した日が続く…長野県の秋冬らしい気候が続きますね。
実はこの気候、味噌作りにぴったりの時期。乾燥がカビを防ぎ、寒暖差により味噌が美味しく発酵されやすくなります。昔、各家で味噌を作っていた頃はこの時期に総出で作ったのだとか。日本の手仕事は季節と密接に結びついているのですね。
今回は、米麹と塩、大豆のみで作る簡単な味噌の作り方をご紹介します。手順もシンプル、ジップロックで作れば持ち運びもらくらくです。
【材料】
大豆…1kg
米麹(乾燥)…1kg
塩…500g
①大豆を3倍の量の水に浸し、1晩置いておきます。
② 大豆を煮ます。大豆を洗って鍋に入れ、水をかぶるくらいまで入れて煮ます。大豆が柔らかくなるまで煮続けます。煮たら水を切り、マッシャー等でしっかりと潰しておきます。
③米麹と塩を合わせておきます。
③ 軽く潰した大豆に米麹を加え、よく練り混ぜます。全体が均一になるように底から混ぜてください。
⑤ 容器に詰めて発酵させます。混ぜた味噌をきれいな容器に詰め、表面をならし、密封します。
○今回はジップロックに小分けにして入れました。容器は予めアルコールで消毒するといいでしょう。
⑥風が通る冷暗所で3か月以上、発酵させます。途中、カビが出ていないか確認しながら、発酵をチェックしましょう。
大豆を茹でて潰し、塩と麹を混ぜて寝かせる…これだけでまろやかな味噌ができるなんて本当に驚きです。
発酵の時間はかかるものの、自家製の味噌は市販品とは比べものにならない美味しさ。ふわふわとしており、ほのかに香る麹が豊かな風味。塩味少なめですが非常に味わい深く、味噌汁にすると絶品です。他にも魚の味噌焼きや酢味噌等、お料理が一層おいしくなること間違いありません。
長野の気候を生かした味噌作り、是非お試し下さい!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。