娘ごはんと格闘の日々
我が家の娘、現在は離乳食後期といわれる時期にいます。
離乳食は初期、中期、後期の3つのステップで進めていくことが推奨されていて、どの段階でもその時期なりの大変さがあるんですよね。
初期は食べ物をペースト状にして食べさせるため、野菜などをクタクタになるまで茹でて裏ごしするのですが、これがけっこう疲れる割に量が作れない。
中期は食材をひたすらみじん切り。1日2回食になるので、ストックを作って冷凍してもすぐになくなってしまいます。
後期は授乳の回数が減り1日3回食になり、栄養の多くを食事から摂るようになるので、栄養バランスを考慮して献立を作らなければなりません。
我が家の場合は市販のベビーフードも存分に活用させていただきましたが、娘は今のところ偏食も食べムラもなく食欲旺盛なタイプで、たくさん食べてくれるとこちらも嬉しくなるので、ムリしない程度に手作りするようにしています。
とはいえ、大人のご飯と2パターン用意するのはなかなか辛くて、大人の献立はだんだん簡素なものになっていっていますが(笑)
最近は、毎朝野菜たっぷりの汁物をたくさん作り、味付け前に娘用の野菜などを取り分けてその日の離乳食に使うようにしています。
このやり方だと親も娘も新鮮な野菜がたくさん摂れて一石二鳥。
肉や魚は下準備して1食分ずつ小分け冷凍にしたものから使います。
最近は手づかみで食べたがるので、野菜のお焼きやチキンと豆腐のナゲット、肉団子などを作って冷凍するようになりました。
娘のお気に入りはさつま芋、人参、玉ねぎ、片栗粉を混ぜて焼いただけのおやき。
調味料を使わなくてもふんわり甘くて大人が食べても美味しいです。
私の母いわく、昔は離乳食などなかったと思うとのこと。
大人のみそ汁などから柔らかい野菜などを取ってスプーンで潰して食べさせたり、肉などの硬いものは親が口に入れてかみ砕いてから与えていたそうです。
今の時代だと塩分過多の心配や、衛生面の問題が指摘されているのでちょっと驚かされるやり方ですが、昔はそれが一般的だったそうで、今のお母さんは頑張っているね、と母は感心しているようです。
昔、私が人生の節目にあった時、「みんなと同じことを当たり前のようにやるのは、意外と難しいんだよ」というようなことを諭されたことがありました。
自分が経験しないと分からないことがたくさんあるんだよ。
みんな必死で頑張って生活しているんだよ。
そういうことを、まだ若くて今よりさらにのほほんとしていた私に伝えたかったのだと思います。
今、私は子育ての入り口に立ち、その言葉を痛感しています。
離乳食の段階でへこたれてはいられませんね!
そして、娘はもうすぐ1歳の誕生日を迎えます。
お誕生日ケーキを用意してあげたいけれどまだ大人と同じものを食べることはできないので、簡単な方法で自作することにしました。
今日、そのリハーサルで作ってみたのがこちら。
ベビーフードの、レンジで50秒加熱するだけでできる蒸しパンに、赤ちゃん用のヨーグルトを塗りました!
どうですか?
ケーキっぽいかな?
本番はバナナではなくイチゴでデコレーションして、ロウソクを立てる予定です。
喜んでくれるといいなぁ!
さて、1歳になったら晴れて離乳食も卒業です!
そして今度は幼児食というハードルが…
しかも幼児食になると、補食という名のおやつも必要になるそうです。
がんばれ、わたし!
娘ごはんとの格闘はまだまだ続くのでした。