君の名は?我が家周辺で見かける鳥たち
自宅にいる時、『あぁ、春になったなぁ…』と、ふと感じる瞬間があります。
家の周りの水仙やチューリップ、花桃などの花々が咲き始めた時。
窓から吹き込む風に、なんとなく草の匂いを感じた時。
庭や畑周辺の雑草たちが勢いを増してきた時。
そして、鳥の鳴き声で目が覚める朝が増えてきた時。
ちょうど山々の姿を隠すかのように、林が眼前に広がる場所に立地する我が家。木が多いせいか、実に様々な鳥たちの声が聞こえてきます。 中には、伊那谷に来てから初めて見た or 鳴き声を聞いた鳥も。
これだけ多くの鳥たちの姿や声を見聞きする機会があれば、やはり名前くらいは知りたいと思うもの。
そこで、久しぶりに野鳥図鑑を開いてみることにしました。
我が家周辺の鳥たち ~ お名前、判明! ~
最近最も姿を見る機会が多いのが、おそらくこのセキレイ達。特にキセキレイは、ほぼ毎日我が家に来てくれます。
ローカルライフ社がある箕輪町の「町の鳥」でもあり、ここでは特に珍しくもないキセキレイですが、実は伊那谷に来るまで見たことがありませんでした。
山道で自転車を漕いでいる時、やたらと私の進行方向の少し先に舞い降りては近づくと逃げる…を繰り返す鳥がいて、気になって調べてみたのが知ったきっかけです。
キセキレイのこの行動、しばしば『道案内』に例えられるそう。
なんて可愛いんだ…!
同じくセグロセキレイも、ここで暮らし始めてから初めて見た鳥。いまのところ家の近くの水場でのみ見かけるのですが、砂れき地がある河川を好む傾向があるのだとか。納得です。
ハクセキレイは伊那谷以前からよく見かけていましたが、どの土地でも何故か駐車場などコンクリートの地面でよく見かけるイメージ(なんでだろう??)。
日本全国どこでも、もちろん伊那谷でもよく見かけるおなじみの鳥たち。
トビ…私は「トンビ」と呼んでしまうのですが、トンビの「ピーヒョロロロロ…」という声、そして青空高く円を描くように旋回している姿を見ると、なんとものどか~な気持ちになります。
キジバトは、都市部で暮らしていた頃から好きな鳥。
当時住んでいた団地は周辺に緑が多かったせいか、ドバトよりキジバトを多く見かける環境でした。そこでいつも一緒にいる2羽のキジバトがいて、その2羽を勝手に「デーデ」と「ポッポ」と名付け(キジバトの鳴き声が『デーデ、ポッポポー』と聞こえるから)、密かに愛でていたことを思い出します。
我が家周辺のカラスは「ハシボソガラス」と「ハシブトガラス」、どちらなのだろう?額の段差や嘴で判断できるようなので、今度じっくり観察してみよう。
たま~に見かける鳥たち。
身体が小さい鳥が多いので私の目ではなかなか見つけられないのですが、その代わり見つけるとちょっとラッキーな気持ちになります。
カワラヒワは、何故か木の上よりも地面を歩いている姿をよく見かけるのですが…歩くのが好きなのかな??
イラストに描き忘れましたが、そういえばウグイスもたまに見かけます。この時期は鳴き声から居場所を特定しやすいですね。
我が家周辺ではかなり珍しい鳥たち。
この時期ツバメはスーパーなど街中で、サギは田んぼでかなり高確率で見かけますし、キジも山道などで見かけはするのですが、我が家周辺に出現するのはごくごく稀です。
キジはしわがれた「ケーン、ケン」という鳴き声が特徴的なので、聞こえるとついそちらの方角を向いてチェックしてしまいます。
ツバメは”個人的に好きな鳥ベストテン”にランクインしている鳥。子育ての様子が観察できるのが可愛らしくて楽しいですし、目の前をヒュンヒュンと飛ぶ姿も格好良い!
我が家にも来てくれないかなぁ。
我が家周辺の鳥たち ~ 君の名は? ~
ここからは「名前がわからない鳥」シリーズ。
声やその他の音は聞こえるのですが、実際に姿を見たことがない鳥たちです。
■「ツツドリ」?
名前がわからない鳥のうち、何種類かは『おそらくはこの鳥だろう』と見当をつけている鳥がいます。そのうちの1種類が、「ツツドリ」。
ツツドリの鳴き声にはびっくりしました。あまりに正確に一定の間隔で音が聞こえるので、当初は我が家の機器がどこかの信号的な(?)電波を拾ってしまっているのかと思ってしまったほど。まさかあれが、鳥の鳴き声だったとは…。(最近の野鳥図鑑は鳴き声も確認できるのでとても便利!)
ただ実際にこの目で姿を見たことはありません。
カッコウに似ているらしいですね。
■ 「〇〇ゲラ」?
木をつつく「ドララララララ…」という工事音のような音が近くで聞こえるだけで姿を見つけたことがない、おそらくキツツキの仲間。
「〇〇ゲラ」という名前だろうと推測していますが、何ゲラなのだろう?
コゲラ? アカゲラ??(そもそも”ゲラ”ってどういう意味の単語なのだろう…?)
■「オペラ歌手の鳥(仮)」
「オペラ歌手の鳥」は、名前も姿もまだ全く見当がついていない鳥です。
ただ、鳴き声が素晴らしく綺麗!そして声量がすごい!!あれは「鳴き声」というより「歌声」という言葉の方がしっくりきます。その為、私の中で勝手に「オペラ歌手の鳥」と呼んでいます。
『鳴き声が美しい鳥』で検索すると、「オオルリ」や「ガビチョウ」がヒットしますが、果たしてこの子達なのか?図鑑で鳴き声を聞き比べても、いまいち確信が持てず…。歌っている姿を見つけられたら良いのですが。
■「トッポジージョの鳥(仮)」
「トッポジージョの鳥」も、「オペラ歌手の鳥」と同じく名前も姿もわからない鳥。鳴き声が「トッポジージョ、ピュ~」と(私には)聞こえるので、こう呼ばせてもらっています。
こちらは鳴き声も姿も検索のしようがないので、どうしたものか…?せめて姿が見られたらなぁ。
伊那谷は野鳥がいっぱい!
我が家周辺で見かける鳥たちをご紹介してきましたが、きっと他にも私が気付いていないだけで様々な鳥が来てくれていると思います。
また、街中に出れば河川周辺にはカルガモなどの水鳥が、山や高原に行けば、また違う種類の鳥たちが暮らしていることでしょう。
自然豊かな伊那谷は、鳥好きにはたまらない環境です!
世の中が落ち着いたら、ゆっくりバードウォッチングに出かけたいなぁ。
それまでは、自宅周辺の鳥たちで予行演習をしておこうと思います。
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