信州みのわ春の花特集

こんにちは。ローカルライフワーカー linoaloha (リノアロハ) です。

旬の時期に出会った、信州みのわ春の花をご紹介します。

まずは町の西部、県道与地辰野線(県道203号線)の辰野町境にある長田地区「みのわ温泉ながたの湯」付近から伊那市境である富田地区までの区間には、チューリップや水仙とともに花桃が道路の両端に植えられています。

赤や白、ピンク色、赤色と白色が交配した鮮やかな花桃が咲き誇る街道は、『日本風景街道』に認定されているそうです。

花桃街道の途中にある、下古田展望広場からの眺望は、中央アルプス、南アルプスともに山並みが綺麗に見えます。

それ以外の場所からも華やかで見晴らしがよく、まるで絵葉書を見ているような素敵な風景が広がっています。

また、風がない穏やかな日は、田んぼの水面に鏡のように景色が映りこみます。

そして、この花桃街道沿い、西の山へ向かう道には、「カタクリの里」と書かれたのぼり旗が出ています。それを頼りに進むと、木下区にある「カタクリの里」に到着します。山の中に入ると、少しオフロードが続きます。

このカタクリの里一帯は、長野県指定の絶滅危惧種等、貴重な山野草が存在しているようで、自然保護のため、採取並びに盗掘が禁止されています。整備された遊歩道から花を見つつ森林浴を楽しみましょう。

案内看板にもありますように、カタクリは、あちらこちらに咲いていますが、山の上の方が咲いているような気がしました。また、ふれあい橋の上には、サトイモ科の多年草である水芭蕉も群生しています。

そして、川の下流には『鹿威し』が設置されています。

静かな環境の中、川のせせらぎとともに、「コーン」と竹が石を打つ音は心地よく癒されます。カタクリの開花時期ではない夏の暑い日に訪れても良いかもしれませんね。