もうすぐ「こどもの日」箕輪町の鯉のぼりを見に行きませんか?

こんにちは。ワーカーのゆきじです。
もうすぐGWですね。GWといえば5月5日「こどもの日」の鯉のぼり!
ですが、最近では住宅の事情などで目にする機会が減ってしまった気がします。
鯉のぼりを飾る、時期や理由などを知らない人も増えているのではないでしょうか。
今回はそんな鯉のぼりについて調べてみました。あわせて、箕輪町で見ることができる大きな鯉のぼりの情報もお知らせしたいと思います。

鯉のぼりの時期と理由

鯉のぼりを飾る時期は、一般的に春分の日(3月20日ごろ)を目安に4月上旬ごろまでに飾る家庭が多いようです。片づける時期は特に決まりはありません。地域によっては6月まで飾っておく家庭もあるようですが、5月中旬ごろまでに片づけるのが一般的のようです。
鯉のぼりを飾る理由は諸説ありますが、「健やかな成長と立身出世を願う意味」が込められています。

鯉のぼりの飾り方

鯉のぼりといえば、庭に空高く泳ぐ姿を思い浮かべますが、最近では住宅やライフスタイルに合わせていろいろな飾り方の鯉のぼりが増えています。
一般的な大型鯉のぼりの他にも、ベランダに飾るタイプやベランダから庭にロープを張って飾るタイプ、室内鯉のぼりなどがあります。

ちなみに我が家の鯉のぼりは・・・

物干しからフェンスに洗濯用ロープを張って、小さい鯉のぼりを泳がせています。100円ショップにあるもので簡単に飾ることができるのでおすすめです。

100均の鯉のぼりやお菓子売り場の鯉のぼりなど年々増えいく我が家の鯉たち

ちょこっと雑学

鯉のぼりは、黒い「真鯉」と赤い「緋鯉」青い「青鯉」ほかにも緑やピンクなど家族を表現しています。
黒はお父さんで赤はお母さんかと思っていたのですが、童謡「こいのぼり」には

「屋根より高い鯉のぼり
大きい真鯉(黒)はお父さん
小さい緋鯉(その他の色)は子供たち
面白そうに泳いでる」


実は歌の中では赤の鯉のぼりはお母さんじゃないんです。お母さんがいない理由は童謡「こいのぼり」が発表された時代背景にありました。
鯉のぼりの起源、江戸時代では「真鯉1匹飾り」だったという記録があり、当初は真鯉(黒)を子供としていました。
明治時代に入ると「真鯉と緋鯉のセット」が飾られるようになりました。童謡「こいのぼり」が作られた昭和6年はまだ真鯉と緋鯉のセット飾りしか存在しなかったため、お父さんと子供という設定になったのではないかと考えられます。昭和39年以降「鯉のぼりは家族セット」が主流になり、黒はお父さん、赤はお母さん、青は子供という認識になったようです。

鯉のぼりって何歳まで飾るの?

鯉のぼりを何歳まで飾るか、これといった決まりはないようです。
昔は子供の死亡率が高く、7歳まで生きることができたら無事に育つと言われていて、そのなごりで鯉のぼりは7歳まで飾るという地域もあるようです。
現代の多くの家庭では6~7歳まで飾る、子供が恥ずかしがる年齢まで飾る、子供が何歳になっても飾るの3パターンのようです。

箕輪町で見られる鯉のぼり情報!

箕輪町上古田公民館北側の堀に今年も70匹の鯉のぼりが飾り付けられました。

この鯉のぼりは信州みのわ花街道推進協議会上古田支部の会員の方が、地域活性化を願って10年間続けており、鯉のぼりは地域住民から無償提供されたものだそうです。
4月11日からGW明けまで飾られる予定なので家族と一緒に大空を泳ぐ鯉のぼりを見に行かれてはいかがでしょうか。

箕輪町役場から車で6分走ると、カラフルな鯉のぼりが見えてきます。

交通量は多くないのですが、堀の近くには道路があるため、小さな子供から目を離さないように注意してください。
最後までお読みいただきありがとうございました。