我が家の「花暦(はなごよみ)」


先日、新潟の実家から待望の一報が入りました。

それは、「今年の新米発送準備完了」のお知らせ。

毎年、この新米の時期が本当に楽しみで!

普段はごく普通の炊飯器で炊いているお米ですが、この時ばかりはちょっとひと手間かけて土鍋で炊いて。お漬物に納豆、明太子に塩辛、母特製の梅干しなどなど、白いご飯のお供たちをい~っぱい用意して。それから簡単な汁物も忘れずに。

想像するだけで、もうよだれが出てきそう…!

基本的に白米が大好きなので古米でも十分美味しく食べられるのですが、やはりこう、新米はまた格別の魅力がありますね!!

今年は長梅雨で降雨量も多く、無事に収穫まで漕ぎつけられるか心配でしたが…こうして嬉しい報告が聞けて、本当に良かったです。

「花暦」とは?


新米といえば、先日テレビ番組で興味深い話を耳にしました。

その番組は芸能人の方が稲刈りに挑戦する…というものだったのですが、番組に出演していた農業指導のベテラン農家の方が、「花暦(はなごよみ)」のお話をされていました。

「花暦」というのは、四季折々に咲く代表的な花を月ごとに配したもの。
ここ伊那谷だと、例えば4月は「サクラ」、9月は「サルスベリ」あたりが暦に配されるでしょうか。

その農家の方曰く、この花暦と農業は、昔から切っても切れない関係だったのだそうです。

例えば「○○の花が咲いたら××の種を蒔く」という作業時期の目安にするのはもちろん、花暦を参考にして家や圃場の周りに1年中何かしらの花が絶えない状態にしておくことで、ミツバチなどの虫を呼び、作物の受粉をしてもらいやすい環境を整えておくのだとか。

なるほど…これは是非とも見習わねば! ということで、早速日記を読み返してみることにしました。

実は昨年からつけ始めた日記には、1日の出来事の他に「何の花が咲いた」だとか「どんな虫が鳴き始めた」だとか、我が家周辺の季節の移り変わりを簡単にメモしていたのでした。

以下は、現在の我が家の花暦です。

※季節の区分は、気象庁が用いている季節の区切り方を参考に記載しています。

春(3月・4月・5月)

3月:スイセン、レンギョウ
4月:スノーフレーク、ハナモモ、ヒマラヤユキノシタ、イモカタバミ、プリムラ
5月:オオアマナ、チューリップ


早春から梅雨入りする前までが、我が家が最も花に囲まれる時季。
特に手入れも何もしていないのに、毎年たくさんの花を咲かせてくれるスイセンとスノーフレークの健気さよ…。

夏(6月・7月・8月)

6月:ノバラ、ハナショウブ、マルバウツギ、ハマナス
7月:マツバギク、アサガオ
8月:ムクゲ、キキョウ、ナツズイセン


昨年の夏はあまり咲かなかったノバラとハマナス、それからマルバウツギ。かなり雑ではありますが一応剪定らしき事をしてみたところ、今年は花をつけてくれました。剪定って大事なのだなぁ。

秋(9月・10月・11月)

9月 :なし…
10月:なし…
11月:なし…


寂しい…(泣)

冬(12月・1月・2月)

12月:なし…
1月:なし…
2月:ウメ


むしろ極寒のこの時季に花を咲かせてくれるウメがすごい。

尊敬する“先輩”諸氏 を見習って…


この記事を書くにあたって、何の花かわからなかったものも鑑定できてスッキリ! (注:間違っているものがあるかも?!)

こうしてみると、早春から晩夏まで…ちょうど畑仕事を始める頃から夏野菜の終わり頃までは、何かしらの花が咲いていることがわかります。

でも、この花たち。
私が植えたものはアサガオだけで、それ以外は以前このお家に住んでいらしたご家族が植えてくださったもの。そのご家族もずっと家庭菜園をなさっていたそうなので、きっと花暦を意識されていたのかな?

長らく空き家だった期間があったとお聞きしたのですが、実際に住んでいらした頃には、きっと今よりもたくさんの花が咲いていたのだろうなぁ。

家も庭もきちんと手入れをし、花に囲まれて丁寧に暮らしていらした光景が目に浮かぶようです。

一方、引き継いだ私はといえば草刈りと畑仕事の真似事をするだけで手一杯で、庭木や花まで手が回らず。今年になって、ようやくアサガオを植えたくらい (しかも1年草だし、グリーンカーテンは失敗したし…) 。

うーむ、これでは家屋敷を引き継いだ者として、“先輩”諸氏に顔向けができない…。

そこで、「(出来る限り)毎月3種類以上の花が咲く庭・畑にする」を目標に、理想の花暦を考えてみることしました。

我が家の理想の花暦


前述の花暦を見てみると、3種類以上の花が咲いている月があまり無いのですよね。

冬は仕方ないにしても、9月~11月が寂しすぎる。秋に咲く花が、何も無いなんて!

伊那谷で夏の終わりから秋にかけて咲く花って、なんだろう?
先に例に出した、サルスベリ?あ、コスモスもよく見かけますね!ハスも見かけますが、我が家じゃ無理っぽいな…。そうだ、キクもなんとなく秋っぽいイメージかな?

それから、冬は…?
最低気温がマイナス10度を余裕で下回るこの土地で、冬に咲く花ってあるのかな…?

「冬の花」と言われて思い浮かべるのは、クリスマスローズ、スノードロップ、それからツバキとサザンカ、あとはフクジュソウにロウバイあたりでしょうか。これらは伊那谷の寒さにも耐えるのかな?

あとは…ミモザとアジサイが庭にあるといいなぁ。特にアジサイは大好きな花だから、もう庭のあちこちに植えたい! ミモザは暖かい地方の花木と聞くから、伊那谷では厳しいのかなぁ。

他にもラベンダーやローズマリーなどのハーブ系も植えたいし、 ハナミズキなどの花木も、もっとたくさんあるといいなぁ。

…うん。
考え始めると、楽しくて止まらなくなってしまいますね!

何かと行動の遅い私ではありますが、無理しない程度のペースで少しずつ、そして楽しみながら“我が家の理想の花暦”をつくりあげていこうと思います。