娘と私の雛人形

こんにちは!

ワーカーのマルコです。

3月3日はひな祭りですね!

女のお子様のいるご家庭ではもう雛人形を飾られましたでしょうか。

我が家では今年娘の初節句を迎えるため、母親である私の実家で雛人形を用意してくれることになりました。

はるか昔、私にも祖父母が用意してくれた雛人形がありましたが、そもそもなんのために雛人形を飾るのか、恥ずかしながらその意味も理解していませんでした。

これを機に調べてみると、雛人形は子供に降りかかろうとする災いの身代わりになってくれる厄除けの意味があるようです。

初節句は子供の健やかな成長と厄除けを願う行事だとの事。

お雛様、大切にしないといけないなと改めて思いますね。

さて、早速人形店に足を運んだところ、店内には様々な種類の雛人形がずらりとならんでいました。

当初はケース入りの親王飾り(お殿様とお姫様のみ)がコンパクトで手入れも手軽なので良いかなと思っていましたが、散々迷った結果、小ぶりな三段飾りの雛人形を買ってもらうことにしました。

なぜそうなったかというと、実際にお店で様々な雛人形を見たときに、自分が子供の頃に父と一緒に雛人形を飾った時のことを思い出したからです。

私の実家では、普段使っていない北向きの座敷に雛人形を飾っていました。

暖房のない部屋で飾り付けをするのはとても寒くてしんどい部分もありましたが、それでも一番に思い出したのは“楽しかったな”という感情でした。

父は下の段から飾っていき、最後に私を抱っこして一番上の段にお殿様とお姫様を置くのをやらせてくれ、それがとても嬉しかったのを覚えています。

懐かしくなり、子供の頃のアルバムを引っ張り出してきて私の雛人形の写真を見てみましたが、ピンボケ具合にびっくり(笑)

昔はこんな大きな雛人形が主流だったんでしょうか。

きっと高かったんだろうなぁ。祖父母に感謝です。

ちなみにこの雛人形は、私の両親が雛人形をたくさん集めて展示する施設に寄付したそうです。

毎年寄付される雛人形の量が多く、徐々に入れ替えていくというお話だったそうなので今はもうないかもしれませんが、多くの皆さんの目に触れて役目を終えたのだとしたら、なんだか良い終わり方だなと思っています。

段飾りは毎年準備したり片づけたりするのが面倒かもしれないけれど、私も娘と一緒に飾りつけをしたいな。

娘にもそういう思い出を持ってほしいな。

そんな思いが沸き上がったのでした。

そして先日、我が家に真新しい雛人形がやってきました!

我が家ではお雛様の居場所はリビングです。

座敷に飾るのも厳かな感じがして良いですが、リビングだと毎日眺められて嬉しいですね。

人形店の方が飾りつけしてくださるのを見ながら小物の多さにすでに心が折れそうになりましたが(笑)、今はハイハイしている娘と来年は一緒に飾りつけできるかなぁと楽しみです。

お雛様、どうぞ娘の成長を見守り、災いから守ってくださいね。

そんな想いを込め、毎日娘と「お雛様、おはよう!」「お雛様、ただいま!」などと声を掛けて楽しんでいる日々です(なんか違う?(笑))。

それでは!