ところ変われば、干し柿さまざま

こんにちは。ローカルライフのライター、カナフィルです。

一段と冷え込みが強くなってきた今日この頃。
みかんやアイス、干し芋や干し柿…
炬燵の中で食べる甘いものたちがうれしい季節です。
今日はそんな冬の名脇役、干し柿の話題です。

長野の干し柿

長野で干し柿、といえば市田柿が有名です。
特に贈答用の市田柿は真っ白に降りた柿霜が美しく、小ぶりでしっかりとした噛み応えが特徴。南信州が誇る名産品です。

ちなみに、「市田柿」という名前は柿の品種の名前なのだそう。
我が家でも、市田柿の渋柿を使って自家製の干し柿を作ってみました。
市販品の美しさには程遠いですが、素朴な味わいがお茶にぴったり。

山梨の干し柿

そして、なんと今年は山梨からも干し柿をいただきました。
山梨の干し柿、枯露柿。ころんと小さな市田柿とは違い、手のひらサイズの大きさ!

中身も熟しているように柔らかく、ジューシーな甘味を楽しめます。

ところ変われば、干し柿さまざま。隣の県でも、こんなに違うとは知りませんでした。
地域の気候によって様々な干し柿が生まれるんですね。
あなたの身近にある干し柿は、どんな干し柿ですか?

干し柿の簡単アレンジ

長野と山梨の干し柿、どちらにもおすすめできる食べ方も教えていただきました。
それは…干し柿のバター乗せ!

干し柿を2つに割いて…

バターを塗るだけ!

実は干し柿と乳製品は相性◎。
バターの濃厚な味わいが絡んで、干し柿の旨味が引き立ちます。
おやつにもおつまみにもおすすめな一品に!

見た目以上に美味しいこと間違いなしです。

緑茶やワインと合わせるとより美味しく。
子供から大人まで楽しめる、この季節だけのお楽しみです。
バターの代わりにクリームチーズを乗せても。
食べきれない干し柿があれば、是非試してみてくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。