あゝ麗しの、クリスマスマルクト

こんにちは。ワーカーのSaltufoです。12月に入り本格的なクリスマスシーズンが到来しました。昨年はロックダウンの為お店も閉まり人と会うのも制限がかかるという散々なクリスマスだったので、私がこちらで迎える通常に近いクリスマスは初めてです(^^♪

アドヴェント(待降節)

耳にしたことがある方も多いかと思います。このアドヴェントとはクリスマスの12月25日にむかう4週間の事を指しており、この期間にクリスマスを祝うための準備をするそうです。11月の最終日曜日から始まります。

ドイツの人々にとって1年で一番大切で、喜びにあふれた期間となっているようです(*´ω`*)クリスマスには全力で挑むということですね(^O^)♬

今年はお友達に誘ってもらったので、私もアドベンツカレンダーを作りました!折よく11月最後の日曜日だったのでアドヴェントに乗っかることが出来ました。

子どもたちも一緒に制作しました。中身はお菓子です。完成したものはこちら⇩

この時期コスメや文房具、おもちゃなどの小さなサイズが店頭にたくさん並びます。何かと思っていましたが、アドヴェンツカレンダーの中身に使われるようですね。

他にはアドヴェンツクランツ(4本あるロウソクを日曜ごとに一本ずつ灯すもの)やクリッペ(キリスト聖誕の場面を表す飾り)を飾り始めます。

12月も中旬に差し掛かったこの頃では、お庭や外壁に飾り付けをしているお家が増えてきてますますクリスマス気分が高まります♪

聖ニコラウスの日

聞きなれないこちらはサンタクロースの起源となったと言われている人物で、4世紀頃に実在した司祭さんだそうです。私もこちらに来てから初めて耳にしました。低学年は学校の一行事として取り入れられています。

12月6日が聖ニコラウスの日とされており何をするかというと、前日に子どもたちは自分のブーツ(長靴)をピカピカに磨いて玄関やベットの脇に置きます。子ども達が寝ている間に聖ニコラウスがお菓子などのちょっとしたプレゼントをブーツの中に入れてくれるという流れです。

ただし、ブーツを磨いていなかったりこの1年いい子にしていなかった子どもにはプレゼントが無かったり、いらないものがブーツに入れられるそうです!💦ドキドキしますね~(;’∀’)

クリスマスマルクト

クリスマスマルクトは最初、厳しい冬が来る前に日用品を売買する場でしたが、現在のようなクリスマスのデコレーションや地域の芸術品、パン菓子、手作りのおもちゃ、クリスマスの音楽の彩られるようになったのは19世紀頃からだそうです。

去年はドイツ全土でクリスマスマルクトが中止、今年もドイツ南部では残念ながら中止となりましたが、ドイツ北部は今のところ開催している所もあるので先日行ってきました。念願のクリスマスマルクト☆彡

リューベックという街です。旧市街地が世界遺産に登録されているとても美しい街です。

17時にはもう真っ暗。この日は雪も降ってきてとても寒かったです☃グリューワインのおかわりが止まりません。笑

マルクトからの帰り道もきれいな景色が盛りだくさんでした。

リューベックに一泊して、朝は散策してきました。

堪能してきましたが、また違うマルクトにも行ってみたいです♫

今回この記事では「クリスマスマルクト」と記載しました。こちらの日本人はこの呼び方ですが、ドイツ語ではWeihnachtsmarkt(ヴァイナハツマルクト)と言います。Weihnachten(ヴァイナハテン)がクリスマス、markt(マルクト)はマーケット。marktのようにドイツ語は英語と似ている事が結構あるのですが、「クリスマス」は全く違っていますね。

そして現在(12月中旬)のコロナルールは

①マスク

②予防接種済の証明書

③顔写真付き身分証の提示 ←New!

②③を提示しないとクリスマスマルクトの敷地に入れないことが多いです。※場所によって微妙に違ったりします。都度の確認が必須です。

この項目は今後また増える見通しです。。

ではクリスマスまでの期間を楽しみましょう(∩´∀`)∩

Bis nächstes Mal!